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本日の喝!

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 5月14日(土)02時10分48秒
  今日の朝カルでは珍しくキレそうになった。

これまで授業で怒ったことなんかないし、いつも誠意をもって生徒さんの質問にも答えるようにしているが、それは、「学ぼう」という人には通用しても、別の意図で来ている人には通じない。

ほとんどは、学究心旺盛で真面目な生徒さんだし、あまり問題など生じないのだが、たまに変なことになる。

今回は、どうも相対性理論について「一家言」ある人らしく、相当な「自負」をもっているようだったが、個人的な興味にもとづいて、正直いって授業妨害に近い質問が連続してしまって、しまいには、
「ファインマンも砂川重信もまちがっている。あなたの本にも同じことが書いてあるが、矛盾がもっともはっきりわかる」
ときた。

社会常識というか、基本的な礼儀が欠如している人だ。
話していて、なんて無礼な人だろうと感じた。
かなりの年輩の人だが、いったい、どうしてしまったんだろう。

双子のパラドックスのオーソドックスな解法をやっていただけなんだけどね。

おかげで授業がバラバラになってしまって、後になってからも怒りが収まらなかった。

みんな、貴重な時間とお金を割いて、特殊相対性理論をゼロから学ぼう、という意図で参加してくれているのに、周囲のことを考えない一人の人間により授業がメチャクチャになってしまったことに対して、残念で腹が立つとともに、申し訳ない気持ちでいっぱいになってしまった。

次回は、この人には、最初から強い態度で臨むことに決めた。でないと、他の生徒さんに申し訳ない。

というわけで、もっと強く制止しなかった自分に対して、本日の喝!
 

FAX

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 5月12日(木)20時09分2秒
  講演の関係でFAXを送ることになった。

「あれ? FAXってどうやって送るんだっけ?」
「なに言ってんの」
「いや、つまり、紙の字が書いてあるほうが上なのか、それとも下なのか、それとも機械が自動判定するのか、という問題だ」
「・・・」(眉間に皺)

パソコンのスキャナーはガラスが見えているからまちがわないんだけどね・・・。
あまり自分じゃやらないからわからないんだよ。

自分に送って届くかどうか検証もできないし。

***

で、前に書いたかと思うが、世の中には上には上がいるもので、猫神ママの友だちは、自分の息子に何十枚も同じFAXを送ってしまった。

「あら、おかしいわね、何度送ってもいかないじゃない」(数十回にわたって息子あてに同じ文面のFAXを送付)

しばらくたってから息子から電話がかかってきた。

「母さん、なんで同じFAXをこんなにたくさん送ってきたんだよ!」
「ええ!? ちゃんと着いたの? 変ねぇ、いくら送っても紙がそちらに行かないで、下から戻ってきちゃうのよ?」
「・・・」

テレビが珍しかったころ、中に本物の人が入っていると思った、というような話だが、オレはFAXを送れないという点では同じレベルなので笑えない。

ふ、量子テレポーテーションしちまえば、話は複雑にならないんだよ。

ま、そゆことで。
 

科学リテラシーの問題

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 5月11日(水)15時21分12秒
  最近、科学全般の動向で「あれ?」と思わせられることが多い。

***

たとえばテレビでも特集が組まれていたが、「インテリジェント・デザイン」と進化論と創造説の議論には驚かされる。
もちろん、それは「正しい進化論以外の仮説を教えるべきか否か」というようなナイーブな議論がまかり通っていることに対する驚きである。

ふつうに本屋さんで売っている科学読み物にだって、進化論にもいろいろなバリエーションがあることは書いてあるし、それこそ生命の起源の問題ともなれば、いまだ定説とおぼしきものさえ存在しないことは常識・・・じゃないわけだな、これが。

ここら辺で、
「スティーヴン・ジェイ・グールドの本とドーキンスの本と池田清彦さんの本を比べて読んでみよう」
というような「進化論リテラシー」の問題を提起したほうがいいかもしれない。

***

宇宙論学者のコルブという人は初期宇宙に関する分厚い教科書を書いていて、ちゃんとした学者なのだが、最近、
「ダークエネルギーなんて存在しない。われわれの宇宙は、もっと大きな宇宙のインフレの波紋で押し流されているから加速膨張しているように見えるだけさ」
と、ぶちあげて、これまた議論が沸騰している。

宇宙論は、1998ー2003年の間に精密科学の仲間入りをしたから、進化論とちがって、もっと白黒がつきやすくなったと思っていたのにね。

***

さらに混乱に拍車をかけるのが素粒子のペンタクオークの問題だ。
これは最初に大阪大学のチームが発見して以来、世界各国で追試が行なわれ、その存在が確定していたはずなのに、ここにきて、
「もっと高いエネルギーで実験してみたら、出てこなくなりました。精度が上がったらなくなったということは、本当は存在しなかったとしかいいようがありません」
という実験結果がでてきて、これまた大騒ぎになっている。

進化論と宇宙論は、まだわかる気がするのだが、高エネルギー物理学の実験の問題で、きちんと追試がされたにもかかわらず、このような問題が浮上すること自体、驚きである。

うーん、だが、これも「素粒子論」の問題ということであれば、やはり「論」と名のつく学問が抱える宿命のような気もしてきた。

これから子供には、「これが正しいのです」という科学の教え方はやめて、「科学リテラシー教育」を行なわないとダメかもしれない。

***

以上の3つの問題、どのような決着が待っているのか、注目していきたい。
 

雑感

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 5月11日(水)00時58分48秒
  宇宙パトロールを別の視点から見たストーリーはK妻のサイトに出ております。
相対論だなぁ。

***

さきほどK妻が「非モテ度」をやっていた。
ちなみにワシもやった。

結果じゃが、二人合計で77点になった。

その内訳は?

***

ご覧のとおり今日は「ご長寿」モードなので、わしゃ、もう寝る。
 

企業体質

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 5月 9日(月)10時30分12秒
  以前、いろいろな会社の下請けでパソコンのプログラムを書いて生計をたてていたことがあり、そのときは、さまざまな企業の風土を肌で感じていた。

総じて、「現場」が独自の判断で生き生きと活動している会社は、身軽で熱心で(企業なりの)「情」があったように思う。

いろいろと嫌な思いもしたが、たいていの場合、現場の担当者の人柄や仕事に対する熱意にほだされて、なんとかがんばってこられた。

特定の企業の悪口を書くつもりはないが、そんな体験の中で、ある鉄道会社の仕事は、非常に後味が悪かったことを思い出した。
もちろん、福知山線の事故へのJR西日本の対処のニュースを見ていて思い出したのである。

私が下請けをしていた鉄道会社は、当初、こちらの提案を現場が高く評価してくれて、パソコンのプログラムの開発が順調に進んでいた。
ところが、ある日、突然、雰囲気がガラリと変わって、仕事は急遽打ち切りになってしまった。
その理由は、プログラムがうまくいかなかったとか、何か問題が生じた、ということではなく、単に現場担当者の上役である部長が会議でなんらかの軽い(?)コメントを発し、その鶴の一声で180度の方針変更になったからだった。

つまり、この会社の部長はきわめて偉く、彼の思いつきの一声で現場と他社の関係など吹き飛ぶほどの権限があり、現場は、この部長に振り回されっぱなしだったわけだ。

旧国鉄系の場合、国家公務員上級職に相当する人たちが、現場もろくろく知らずにいきなり幹部候補生として入社し、社内の身分制は生涯続く。
そのような現場感覚の欠如は、当然のことながら、顧客と直接向き合う現場の実情を理解せず、顧客や取引先への信じられないような行動として跳ね返ることになる。

今回のJR西日本の事故は明らかな人災だったし、その後の対応もお粗末としかいいようがない。
被害者や御遺族の方たちは、いったい、どのような気持ちになるだろうか。

以前、小説の取材で屋久島に行ったとき、旅館でJR西日本の懇親会が行なわれていて、あまりの傍若無人なふるまいに驚いたことがあった。
理由は不明だが、そのとき、私は、いわゆる「女中部屋」に押し込められたのだ。
その部屋は黴がはえていて、壁はしみだらけで、正規料金を払っていたのに、どうしてそんなに酷い部屋なのか首を傾げたものだが、JR西日本の都合で部屋が足りなくなったのが理由だったらしい。

そう、旅館は、一般の客に不都合を強いてまで、JR西日本のご機嫌を損ねないよう必死だったわけだ。

イエスマンだらけの企業体質を改善するには、外部から新しい血を入れて、諌言に耳を傾ける以外にない。

もっとも、JR西日本のエライ部長たちは、自分たちが「エライ」ことに問題があることすら認識していないのだろうが。

テレビで御遺族の方たちの様子が報道されているのを見るにつけ、胸が締めつけられ、無責任きわまりない企業体質に腹が立つ・・・。
 

warp

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 5月 8日(日)21時34分31秒
   私はいつものように相棒と一緒に宇宙パトロールに出ていた。われわれの星域の端で、私は、見慣れぬ時空の穴を発見した。相棒は止めたが、私は、生来の好奇心を抑えることができず、その穴を探検してみることにした。

(これが噂に聞いていたワームホール、時空の虫喰い穴か)

 その穴は小さく、やっと私一人が通り抜けられるくらいであった。
 気がつくと私は、ふだんと同じ光景を目にしていた。今、私はワームホールを通り抜けたはずなのに、私は、いつもの星域にいた。

「おい、そっちのようすはどうだ?」

 私は通り抜けてきた穴から相棒に呼びかけてみた。だが、返事はない。いや、それどころか穴の痕跡さえないのだ。

(これじゃ、帰れないじゃないか)

 私は恐怖にかられた。
 もしかしたら、私は二度と元の宇宙に戻ることができないのではあるまいか。生まれ故郷の宇宙では、

「あいつは神隠しにあったのさ」

などと言われているのではないのか。
 私が自分の余計な好奇心を呪っていると、とたんに目の前が光だらけになった。

「きゃ、なに、コレ」
「どこから来たんだ」

 宇宙人たちが何か話し合っている。もしかしたら私を取って食う相談をしているのかもしれない。まずい! 
 パニックに陥った私の目の前に、見慣れた宇宙船の入口が見えた。私は、その入口に必死の思いで飛び込んだ。
 だが、宇宙船の中は、どこかちがっていた。
 その宇宙船は私の宇宙船と非常に似ていたが、左右が逆になっていたのだ!
 私は自分の船室を探して船内を走り回った。

「ここだ!」

 ようやく自分の船室を探して飛び込んだ。
 だが、なぜか、そこにはいつものベッドはなく、部屋全体が冷凍室になっていた。
 左右が逆で、どこか似ていて、どこかちがっている。

「これはパラレル・ワールドだ!」

 私は元の宇宙のパトロール隊本部に緊急連絡を試みた。

「緊急連絡、緊急連絡、われ、平行宇宙に漂着せり。くりかえす、われ、平行宇宙に漂着せり。至急、救援を請う!」
 
 パラレル・ワールドの宇宙船は急に騒がしくなった。
 別の扉が開いて・・・何者かが闖入してきた。

「なにしてんの、馬鹿ねぇ。帰ったらおしおきだからね・・・オホホ、申し訳ございません。ベランダの下から迷い込んだみたいです。きつく叱っておきますので・・・本当にお恥ずかしいかぎりです。御迷惑をおかけしましたー」

 私は正体不明の存在に拉致され、ふたたびワープした。
 数秒後、私は、いつものベッドに横たわり、事件の顛末を隊長とその助手に報告していた。


「・・・という次第で、ワープのメカニズムは不明でありますが、無事、パラレル・ワールドから帰還いたしました!」
 
 だが、隊長もその助手も私の顔を見ながら笑い転げている。

「それにしても、ゴールデン・ウィークの最後だというのに、お隣さんもいい迷惑だよな」
「植木をどけて下の隙間から潜り込んだのよ、コイツ」
「猫も大変だよな。いきなり世界ががらりと反転したように感じただろう」
「だから、パニックに陥って、部屋の中に入っちゃったのよ」
「馬鹿だねぇ」
「あほなのよ」

 人間というのは実に不思議な生き物である。
 私が死ぬような思いで宇宙人の手を逃れて帰還したというのに、何事もなかったかのように笑い転げているとは。
 事の重大さが全く認識されておらん。
 だから人間どもにはまかせておられないのだ。
 われわれがこの星域の安全を守っているのだ。

 かくて、今日もシュレ猫隊の宇宙パトロールは続く。
 (今日はちょっぴり気疲れしたけどな)
 

真夜中の図書館

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 5月 8日(日)19時53分21秒
  真夜中の図書館に行った。

亡くなった祖父の本はウチにはないが、その図書館には、2冊だけ蔵書がある。今書いている小説の中に祖父の伝記を書く部分があって、その参考にするため、急遽、祖父の本が必要になったのだ。

電話でタクシーを手配して玄関先で待っていると白地に青いストライプの入ったタクシーがやってきた。
外で待っていた斜め坊やと一緒に乗り込んで、運転手に行き先を告げた。

「ねえ、ねえ、どうして真夜中に図書館になんか行くのさ」
「だって、朝まで待てないんだ」
「どうして」
「作家は真夜中に仕事する。朝になったら寝なくちゃいけないからね」
「ふーん。アンタ、変わってるね」

タクシーで二時間ほど走って山のてっぺんにある図書館に着いた。まだ夜明けまでは時間がある。
私は坊やの手を引いて、受付を抜けて、そのまま日本文学の部屋まで歩いて行った。
この図書館には、全国から真夜中の本を探して人が集まってくる。実に賑やかだ。
もっとも、図書館だけあって、誰もしゃべったり騒いだりしないから、人影だけたくさんあるのに、館内はいたって静かである。

私は、前にも何度かこの図書館を訪れたことがあり、祖父の本の番号を憶えていた。

「MZKーB003」
「どうして憶えてるのさ」
「MZK・・・ムズカシイ・・・語呂さ」
「アンタがつけたんでしょ」
「ちがう」

日本文学の部屋に入るとき、私は着ていた服を脱いで、部屋の番人から渡された白い布を身体に巻き付けた。

「ねえ、なんで服を脱いで布を巻くの?」
「さあ・・・決まりなんだよ」
「この部屋の本を書いた人たちはみんな死んでるから?」
「そうかもしれない」
「だから僕は服を脱がないでいいの?」
「ごめんな。私は係の人じゃないからわからないんだよ」
「そっか」

ふたりで日本文学の部屋に入ると、そこは、さらに賑やかだった。
机の上に一疋の猫がいる。
私は、その猫が誰か、すぐにわかった。

「×ちゃん、どうしてここにいるの?」
「死んだから」
「でも、×ちゃんは仔猫の姿してるよ」
「もうすぐ生まれ変わるんだもの」
「そうか、今度は三毛猫なんだ」
「うん」
「幸せになれよ」
「ありがとう」

坊やが×ちゃんの頭を撫でると、×ちゃんは、一言「みい」と鳴いて、哀しげな目つきで私のことを見た。
ちょっと辛い気分になって、私は、坊やの手を引いて、MZKの本棚まで歩いて行った。

私が探しているのは「雨の五郎」。
祖父が新聞社の小説懸賞で二等をとったデヴュー作である。
だが、MZKーB003の棚に祖父の本はなかった。
代わりに、賞金がどうしても必要で、一等をとった直後に肺病で亡くなった人の本が入っていた。
その人には気の毒だが、私は、現実世界でも死後の世界でも、祖父の本が消えてしまったことが残念でならなかった。

祖父の本はたくさん印刷されたのに、もう、一冊もこの世には残っていないのだろうか。

「無駄足だったな、ごめん」
「いいんだよ、でも、今から帰るともう夜が明けちゃうよ」
「そうか、困ったな」
「いいんだ、今日は面白かったよ。僕は、一足先に帰ることにするよ」
「うん、じゃあ、またね」
「今度は、僕、タクシーじゃなくて汽車のほうがいいなぁ」
「わかった、そうしよう」
「さよなら」
「さよなら」

斜め坊やを見送りながら、図書館の外に拡がる暗い世界を覗いていた。

ねえ、誰か、「雨の五郎」をお持ちじゃありませんか?
もし、お持ちでしたら、私に売ってくださいませんか?
もちろんあなたがあの世に行かれる時で結構ですので。
 

日経書評の星の数について

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 5月 6日(金)01時53分42秒
  三週間おきに日経新聞のエンジョイ読書に連載中の「目利きが選ぶ今週の3冊」は、星が一つから五つになっている。

元来、量化できないものを量にするのは、いろいろ問題があると思うが、逆に「わかりやすい」というメリットも否めない。

それで、遊びでホテルの評などを日記に載せているわりには、本に点数をつけるのは気が引けるものだと気がついた。

今度で3回目になるのだが、未だに五つ星をつけたことがない。
最高が四つ星で残りが三つ星というパターンが多い。

ここは誤解が多いところだと思うので、あえて強調しておくと、三つ星は「読みごたえあり」であり、(自分でいうのもなんだか!)私の本の多くは二つ星から三つ星になるのだと思う。
二つ星は「価格の価値はあり」。
四つ星は「読みごたえたっぷり、お薦め」。
五つ星は「これを読まなくては損をする」。

うーん、五つ星というと、年に数回という感じがするのだが、いかがだろう。

つまり、三つ星は非常に高い評価ということになる。

なんだか学校の成績と同じに考えると「なんで三つ星なんかつけるんだよ」と怒られそうなので、とりあえず実情を書いてみました。

実際、たくさんの本に目を通しているが、二つ星と一つ星のものは全て除外しているわけなので、書評で取り上げたこと自体、すでに非常に評価が高いということだったりする。

真剣勝負でやってるので、どうか、誤解なきよう。
 

ローマ猫か

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 5月 3日(火)23時13分10秒
  捨て猫ナナ(K妻が「セブンイレブン」の横で拾ってきたことから命名)は俗称が「軍曹」である。
それは「鬼の」という形容詞がピッタリだからである。

最近、軍曹は、くしゃみをしながら吐くことがある。元気一杯のくせにクッキーを吐いてしまう。そして、お腹が空くので、ふたたび「食わせろ」とせがむのである。

一句:アイタタタ 吐いてはまた食う ローマ猫

軍曹はやめて「百人隊長」と呼ぼうかしら。
 

業務連絡

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 5月 3日(火)20時32分27秒
  シュレ猫後援会は、冷泉恭介の華麗なるレシピ(コンフィ編)、シュレ猫ロジー(猫の隊長行状記)を更新しました。  

経済効率

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 4月27日(水)14時27分26秒
  福知山線の事故原因は依然としてはっきりしていないようだが、「現場の過密状態」と「経済効率だけの追及」という大きな問題点は浮き彫りになりつつある。

市場原理と経済効率だけでは人間は立ち行かない。

この両方とも大事なことは認めるが、ようするに世の中には「金だけじゃない」ことが存在するわけで、それを忘れると大変な悲劇につながるのではあるまいか。

これは、現代社会に生きる多くの人が感じているけれどもタブーだから言えないことでもある。

国鉄民営化はいいことばかりが喧伝されてきたが、なにもかもが民営で市場原理にまかせればいい、というものではない。

犠牲になった方々のことを思うと心が痛む。

同じような問題は飛行機会社や病院など、日本のあらゆる場所で起きているように思う。
私のような職業やコンピューター・ソフトでもバグや誤りがでてきて、大勢の人に迷惑をかけるが、人の命に直結していないだけ、まだ「訂正」が利く。

人命は文章やコンピュータ・ソフトとちがって修正も訂正も利かない。

現場では処理しきれないことは多く、上の人がシステム全体の改善をしていかないかぎり、今回のような事故は防ぐことができないように思う。

あらためて事故で亡くなった方々の御冥福をお祈り申し上げます。
 

明日、日経書評です

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 4月27日(水)12時26分50秒
  アマゾンの馬鹿書評以来、努めてネット書評は見ないようにしているが、どうやら同じ人間(?)が他のネット書店も軒並み荒らしているそうなので、ちょっと怖くなった。

特定の書店からの本を「網羅」して荒らしているところをみると、なんらかの仕事上の恨みのようなものも感じさせる。
つまり学生じゃない可能性が高い。(はっしー様談)

なんでもいいけど、あちこちで一つ星つけられて、平均点を下げられるのは、いい気持ちがしないぜ。

それはそうと、こういう人が、ちょっと可哀想だな、と思うこともある。

オレは昔から本の虫だが、今まで一度たりとも、本の内容が自分に難しかったり、内容が豊富すぎて文句を言った憶えがない。
思想家の書物も小説家の書物も科学書や歴史書も、すべてが「現状でわかりやすい」のであれば、オレの脳みそは進歩しないからだ。
オレはどちらかというと好奇心と知識欲が強いほうだが、とにかく、すでにわかっていることをそのままくりかえしても時間の無駄なのだ。
だから、いまだに「難しい」と感じると嬉しくなる。そして、その本をとっかかりにして、他の本を読み漁っていく。

つまり、わからないところから「知的な冒険」が始まるのだ。(ちょっと大袈裟だが・・・)

でも、現代日本は、同じ情況におかれても、短絡的に「わからない、ばかやろう」としか言えない人間が増えすぎたのではあるまいか。

それが何を意味するのかわからないが。
オレの本は、「とっかかり」にすぎないはずなんだ。
もともと「入門」って、そういうことだったよね。

いきなり「卒業」したがる奴が増えたのか、それとも、知的な冒険の始まりではなく、ラクチンな純粋エンタテイメントを求めているのか、よく理解できない。

一つだけたしかなことは、現代日本では、怒る必要のない場面で、異常なまでに腹を立ててしまう人が増えたことだろう。

***

免疫に悪いので、本は、しばらくの間、ネット書評のない書店、たとえばジュンク堂とか紀伊国屋とかに注文することにしようっと。

***

明日の日経夕刊に書評を書きました。
みなさま、お時間があったら、ご覧くださいませ。
 

事故

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 4月26日(火)07時14分49秒
  福知山線の事故で亡くなった方々の御冥福をお祈り申し上げます。

また、怪我をされた方々の早い回復をお祈り申し上げます。

***

テレビで見ていたが車両が曲がって潰れていたので驚いた。
車両の軽量化のせいなのか。
カーブはゆるやかに見えた。
日本の鉄道は安全だという神話が崩れた気がする。ろくにATSも付いていなかったなんて、おそらく鉄道関係者以外、ほとんど知らないだろう。

***

ウチのすぐ隣を京急が通っている。定期的に線路がゆるむのか、カーブで線路がきしむ音が変わってゆく。ほとんど音がしない日もあれば、酷くキーキーいう日もある。夜中に線路を直している保守点検の人々をよく目撃する。
あまり音が酷い日は、なぜ、もっと減速しないのかと、パソコンのキーを叩きながら、とても不安になる。

今日も、線路がきしむ音を聴いていて、他人事じゃない・・・怖い・・・そんな気持ちになる。

***

まだ車両に閉じ込められている人がいるみたいだが、一刻も早い救出を祈る。
 

婦人公論と「夜の物理学」の関係

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 4月25日(月)22時26分9秒
  「婦人公論」が「夜の物理学」の取材に来てくれた。
モノクロ1ページの著者紹介欄。
調子に乗って二時間ほど自説をぶってしまった。

取材後、家の前の斜め坊やの柳の木の下で撮影をした。

記事が楽しみ。

***

ここのところK妻の具合が悪くかなり心配だ。
オレも仕事の疲れがピークで耳鳴りがするぜ。
ついでにアタマのつむじのあたりが痛いのだ。
ちょっと休みをとって温泉にでも浸かりたい。ふぅ。

***

量子ループ重力は入門の入門ということで、しょっぱなは時空量子化の歴史みたいなところから書いている。
というか、オレがこれまで読んできた「時空量子化・面白論文解説」みたいな感じ。

ツィッターベヴェーグンクの論文はBarutのものが面白いが、Hestenesのものも独自の視点から解釈していて興味深い。
あとはやはりFinkelsteinの「時空暗号」ですかね。それにしても、最初の暗号というか「言葉」は誰が書いたんでしょうねぇ。

卒論でゼノンのパラドックスを書いて以来、ずーっと時空量子化「おたく」なオレ。
 

例外的に政治・宗教発言?

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 4月24日(日)05時47分24秒
  掲示板では歴史教科書などの問題の書き込みが多くなっているようだが、科学モノの掲示板でこのような議論が戦わされるということ自体、この問題が日本人全体の関心を引いている証拠かもしれない。

以下、この日記の原則を破って、政治問題について自説を展開しているので、多くの人と意見が食い違うことと思う。
不快な思いをするのが嫌な人は、どうか、以下の文章は、読まないでください。
くりかえします。
以下は、竹内薫個人の思想であり、それを自由に表明しているだけであり、あなたにどうこうしろなどと強要するものでもなく、また、読む義務も必要もありません。
それでも、あえて読んでしまった人は、仮に気分を害されても、責任がもてませんので、あしからず。






***

最近の小泉さんの政策や言動には、正直いって、いろいろ理解できないことも多いし、余計なトラブルをゼロからつくりだしている感がある。
個人的には、

・郵政民営化の緊急度は理解しがたい(するなというんじゃない。もっと他に優先してやるべきことがあるだろう、ということ。学力問題、外交問題、それから経済問題)
・首相の靖国神社参拝は理解しがたい(この国は政教分離のはずだろうが)

の二点が大きいかな。

僕はキリスト者だから、靖国問題は、特に強く感じるのかもしれないが。
国の経済や外交にこれだけの悪影響を与えているんだ。参拝したいのなら、さっさと首相なんかやめて、思う存分、参拝されるがよい。

政教分離のからみでは、たとえば公明党が宗教色を強く出してきたら僕は拒絶反応を示すだろうが、そうでなければ、いわゆる宗教政党だってあってかまわないと思っている。ヨーロッパなんか、キリスト教ナントカ党が政権を握っているなんて、ザラだ。でも、それでも政教分離はできているじゃないか。

とはいえ、最近、創価学会の話をするのが、特に公の席ではタブーになっていて、かなり怖い感じがする。人が口を噤み始めたら、そこには問題が存在する、という兆候だから。

僕は、もともと個人的に宗教を肯定する人間だし、そういう行動をとってもいるし、宗教の多様性も重要だと信じている。
でも、創価学会の話がタブーになりつつあるというのは、ほぼ事実だろう。
これは、創価学会の側から、一般人が抱きつつある「恐怖心」をどうすべきか、考える人が出てこないとダメだ。
僕は反宗教のタイプの人間じゃないから、あえて、苦言を呈することにする。
で、小泉さんは、

・公明党との連携が強すぎるのではないか

という気がします。

***

とはいえ、日本人として、いろいろ「外国の反応」に腹が立つことも多い。

中国のデモでは日本の帝国主義を揶揄しているプラカードも散見されたが、領土問題に過敏に反応するのは中国のほうであり、そういうのを帝国主義というのではないのか。
また、(過去の日本軍の一部が犯した残虐行為は事実として認めるとして、)今現在、チベットで何が起きているのかを中国人民は、どのように釈明するのだろうか。あれも典型的な帝国主義だと思うよ。

・(たとえばチベットなどの)権利の侵害もタブーではなく、きちんと国連の場などで議論すべき

腹の立つことはまだいくらでもあるよ。たとえば、これだけ税金が高くて生活が楽じゃないのに・・・。

・国連の常任理事国入りは分担金の額からいってむしろ遅すぎた。(個人的には)別に常任理事国入りしてもらわなくてもかまわないが、その場合は、国連への拠出金を大幅に削減してもらいたい。国連に払っている金は、すべて、国民の血税なのだ。日本を常任理事国にしたくないのであれば、常任理事国がもっと分担金を負担すればよい。

 こんなことを書くと、まるで右翼のオッサンみたいだが、日本の国籍問題については、むかしから別の持論があって、それは、

・日本で生まれた人は全員、日本国籍を与えるべき

というもの。特に在日韓国・朝鮮人の人は、二重国籍でもかまわないと思うし、それがだめなら、百歩譲って、成人するときにどちらの国籍を残すか決められるようにすればいい。
これは、おそらく帰国子女的な世界の見方からきてるのだと思う。

最近、アインシュタインの国籍問題を講演などで話しているせいか、この問題については、いろいろ考えてみて、日本の国籍条項には現代の世界事情にそぐわない大きな欠陥があると思うようになった。

(例外的な政治発言、おわり)
 

雑感

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 4月22日(金)02時21分57秒
  木曜はなぜか横浜駅のレストランGで作家の鈴木光司さんと会食。
目下執筆中の作品に関する話なので内容は書けないのだが。

いろいろ業界ネタを仕入れて喜んでいたが、考えてみたら、ほとんど日記にすら書けないことばっかじゃんか!

これはバラしてもいいと思うが、鈴木光司さんは、相当に酒が強いらしく、席につくなり、
「いちばん度数の高いビールをくれ」
と注文したので仰天した。
「わ、わしは下から2番目くらいの度数のビールをくれ」
うー、なんとも中途半端なボク。

明後日からクルーザーで旅に出るそうだ。
う、羨ましいゾ(涎)

***

本日は利Q師匠とTM銀行のS氏(=高校の同級生)と電機会社N社のM氏と四人でパットのコンサートへ。

音楽はよかったが、やはり、先行予約なのに後ろから数番目の席で、かなりお冠。

利Q師匠が、会場に入ってきて、ピーター・バラカンの奴が特上席で上機嫌になっていたのを目撃。
ゆ、ゆるせん・・・こちとら自腹切って、真夜中に先行予約したのだゾ。それなのに、貴様は仕事だからタダ券で特等席に陣取りやがって・・・って、「仕事」なのかぁ。でも、ファンなの知ってるゾ。ビミョー。

ま、相変わらずパットはよかったので、アマゾンの馬鹿書評も含めて、みーんな赦してやる。
なんて寛大なボク。
 

雑感

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 4月18日(月)14時38分3秒
  長年この商売をしていると、誰のために書くのか、ということがいちばんの問題になることに気づく。

小説でも映画でもなんでもそうだが、送り手は全人類のために書くことはできない。
かといって、ごくごく一部の人のために書くのなら、出版する必要はない。

「超ひも理論とはなにか」はおかげさまで好評を博しているが、おもに文系の人からの「わからない」という反応が多い。
では、他に超ひもが本当にわかる本があるのかといえば、お話レベルでお茶を濁すのでなければ、あまりないというのが実情だろう。

なぜ、そんなに超ひもの解説が難しいかだが、それには、

http://arxiv.org/

に行って、適当に「superstring」とか「D-brane」というようなキーワードで論文を検索していただければ、原因が判明すると思う。
こういう世界を数式なしで言葉とイラストで説明する場合、それなりの限界というのがある!

世の中には本質的に難しいこともある。それはいいかえてもやはり難しい。ちょっと言い訳っぽいが。

とはいえ、そこをなんとかするのがオレの仕事なので、引き続き、もっとわかりやすくなるようガンバル!

***

その点、「世界が変わる現代物理学」は、もっと文系向けになっているので、超ひもで不快になってしまった方は、こちらのほうをお読みいただければと。

***

物理学科の学生は、私の本など気にせず、アメリカの良い教科書を読んでくれ。
それから、読書対象がちがうのだから、オレの商売の邪魔はするな。
そんな暇があったら勉強せい!

***

ショートショートのために検索していたら、ちょっと面白い論文に当たった。
じきに御披露できるかと思います。
また、宇宙に関係する話なので、乞う御期待。

***

中国のデモの件だが、あえて一言。
常任理事国入りの問題もそうだし、靖国問題もそうだし、ローマ法王のお葬式のときもそうだが、最近、日本の外交は「外交」ではなく「内交」になっている気がする。
周囲のみんなが怒っているときは、腹は立つだろうが、ちょっと相手の言い分や気持ちに耳を傾けてみないと外交にならんだろう。

もっとも、戦後日本もアメリカに対して、常にデモをやってきた経緯があるし、それは高度経済成長の時代に激しかったことを考えてみれば、社会構造の急変と自由化にともない中国で何が起きているのかは理解できるはず・・・じゃないのか?

外務省、ちょっと、しっかりしてくれ。

あくまで、個人的な感想なので、そこんとこ、ヨロシク。
 

本日の喝!

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 4月18日(月)05時03分24秒
  これだけ物理と科学教育の応援をしているのに、まったく通じない奴がいて、たまに頭にくることがある。

資料が必要で例によってアマゾンを流していたら、皮肉なことに自分の本がオススメになって出てきたので、(滅多にやらないのだが)思わずクリックしてしまった。
すると、オレのことをもろに馬鹿呼ばわりして、こんな本は買うな、と書いてあるではないか。
大学の新入生らしいが、本を読まずに、とにかく馬鹿で三流だから読むな、とだけ書いてあって、おまけに理科教育がダメになったことまでオレのせいにしている。
おいおい。

大学生が書評を書こうと思って、本当にこういうものを書いているのだとしたら、たしかに日本の行く末は危うい。
ただ、オレではなく、自分自身が亡国の推進役になっていることは、どうやってわからせたらいいのだろう。

理科教育のまえに、国語教育と、最小限の礼儀作法および社会ルールを教えないとダメだと切に感じた。

それにしてもアマゾンの書評は荒れてるね。名指しで「馬鹿」とか書いても知らんぷりだもんね。ま、いいけどさ。
 

誰がロマンチックでなかったか

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 4月15日(金)19時44分7秒
  「夜の物理学」(よるぶつ)でハンス・ベーテの星とガールフレンドの逸話をご紹介したが、主人公の物理学者が誰だったのかについてはいくつかの説がある。

私はファインマンさんの著作で呼んだ憶えがあってベーテのことだと思い込んでいたが、探してもみつからず、「ファインマン物理学」の1巻の43ページに「匿名」で書かれている記述では役に立たず・・・ネットでいろいろ検索してみたら、やはりベーテの逸話としてたくさん紹介されていた。

ところが、どうやら私が読んだのは「困ります、ファインマンさん」だったようで、そこにはベーテではなくハウターマン(Houtermans)という別の物理学者が語ったことばということになっている。

そこでいろいろと調べてみると、どうやら、このジョークの主人公には、エディントン、ハウターマン、ベーテの3人がいるらしい。

もしかしたら天体物理学の狭いサークルではかなり普遍的なジョークだった可能性がある。

また、もともと誰かが言った冗談を別の人物が酒の席で使ってしまい、それ以降、別人の逸話として流布した可能性もある。

ベーテが亡くなったときにもさまざまな弔辞があらわれたが、そういうところにも「これは本当の話」という注意書きとともに、この逸話が紹介されていたりする。

で、問題だが、この不粋な物理学者は、本当は誰だったのだろうか?

まさに「よるぶつ」的な問題ではなかろうか。

***

http://www.steelypips.org/principles/2005_03_06_principlearchive.php?show_id=111037605554163242#a313 03a3432616d

http://ri.sytes.net/?p=218

http://www.baen.com/chapters/W200008/0671319531___3.htm
 

軍曹の目

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 4月13日(水)17時35分15秒
  「ねえ、軍曹って、いつも目が黒くて丸いわねぇ」
「そういえばそうだが」
「どうしてかしら」

そうなのだ。
ふつう、猫は明るいと目が縦線になって、暗いと丸くなるのだ。だが、軍曹の目は、常に黒く丸い。

論理的な帰結:
軍曹は猫ではない

じゃあ、軍曹は何者なのか。
一つの可能性だが、地球の猫に似た宇宙人で、セブンイレブンを偵察中にK妻に誘拐されたのかもしれない。
そういえば、ウチに来てからしばらくの間、軍曹は一言も口をきかなかった。
やがて、コタロウが「にゃー」と鳴くのを真似て「くぎゃー」と変な鳴き声をあげるようになった。

くだらないようだが、こういう細かいことは、猫好きでないと決して気づかない盲点だ。
お後がよろしいようで――。
 

問題発言

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 4月13日(水)17時21分57秒
  いつもK妻が悪妻日記でオレの問題行動を書いているので、こちらも書く。
たしかにオレもTVを見ながら罵詈雑言を発しているのは事実だが・・・。

本日のK妻問題発言:
しゃべりの下手な人と
ビジュアル的に受け付けない人は「即死」

で、具体例をあげると、フジテレビのH会長とかニッポン放送のK社長あたりはダメらしい(涙)

あくまで家庭内発言なので、そこんとこ、ヨロシク。
 

会食

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 4月13日(水)17時18分4秒
  昨日は茂木健一郎から、横浜のインターコンチネンタルで仕事をしているので、一緒に夕食をとらないかと電話がかかってきた。

いつも行く東口のイタ飯屋に予約の電話をいれたら、火曜なのにもう一杯だったので、西口のビストロに予約を入れた。

K妻とタクシーででかけたら、茂木がビックカメラの前で迷っていると携帯に連絡が入った。

「橋のところにいるんだけど」
「橋? 橋ってどこの橋だよ」
「三井住友とかビッグエコーとか見える」
「あれ? ビックカメラの前って云ったじゃんか」

あは、考えたら、ビックカメラは二個所あったんだっけ。いつも高島屋に隣接したパソコン館のほうにしか行かないからな。

横浜駅周辺は橋がたくさんあるが、周囲の情況から場所がわかったので、迎えに行った。
茂木はインターコンチネンタルで養老先生と講演シンポジウムをやっていたらしく、養老先生を囲んでの夕食となった。
NHKエンタープライズ21のT氏とソニーの広報センターのU氏も同席。

やはり養老先生の虫の話は面白い。
特に虫から古代の地殻変動がわかる話や、その国の政治の仕組みがわかるという話などは、目からウロコという感じ。
K妻は昔から養老先生の大ファンなので終始にこやかに先生の隣で動物ネタで盛り上がった。

もっともK妻はハトやカラスを飼うことができるくらいで、鳥は虫の天敵であるのだが・・・。

酒宴でないと出てこない本音のネタばかりで愉しかった。
もっとも笑ったのは、フジフィルムの広告の話・・・なのだが、わぁー、ここじゃ差し障りがありすぎて書けないよー。
 

重版御礼!

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 4月13日(水)16時47分8秒
  「超ひも理論とはなにか」が重版となりました。

発売以来ロングセラーとなっており、作者としても嬉しいかぎりです。

どうもありがとうございます!
 

桜満開

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 4月10日(日)15時42分36秒
  昨日が満開で、今日は、もう桜吹雪だ。
ななめ坊やの墓碑銘になっている桜の木もはらはらと美しい華を散らしている。
 

ななめ坊やの桜

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 4月 9日(土)04時44分10秒
  去年も今年も、ななめ坊やの桜の下で、茣蓙を敷いてお線香をあげる家族を目撃した。

対岸の消防署の側は桜並木だが、川のこちら側は、柳ばかり。だが、不思議なことに、ななめ坊やが亡くなったと思われる場所だけ、桜の木が植えてあるのだ。

ななめ坊やの桜の下には、いつも誰かが座っている。いつ見ても、必ずといっていいほど人が休憩している。別に近くに会社があるわけでもないのに。きっと、ななめ坊やが淋しくて、通りがかりの人を呼び寄せるのだろう。

このおじいさんは、なぜ、こんな道を通って、ななめ坊やの桜の下で、何を考えているのだろう。
 

花意匠

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 4月 9日(土)04時38分13秒
  K妻とともに銀座松坂屋の小原流華展へ赴く。

友人の利Q師匠の活けた華を観賞。なかなかいい感じ。周囲の華との距離が近すぎる。特に背後にあったススキが邪魔!
 

神のアリバイ

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 4月 7日(木)12時40分4秒
  「神について」(掲示板への反応)

たしかにいろいろな「存在証明」がありますねぇ。

そういえばホーキングは、「宇宙無境界仮説が正しければ神はいらない」と主張して、敬虔なクリスチャンの奥さんが激怒して・・・離婚の遠因だともいわれています。
つまり、これまでは物理法則(方程式)があれば神の出番は初期条件・境界条件にしかなかったのが、ホーキングの仮説では、それも自動的に決まってしまうので、神の出番がまったくなくなるというのですな。

ホーキング流、神の不在証明(アリバイ)というわけです。

もっとも、ホーキングの弟子のドン・ペイジは、熱心なクリスチャンだけれども、無境界仮説が神のアリバイにはならないと言っております。

科学と神を結び付ける試みは、個人的には、存在証明であれ不在証明であれ、あまり意味がないように感じますけどね。

やっぱオレたちの宇宙は子供の宿題なんじゃないのか!
 

ご注意

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 4月 7日(木)05時02分24秒
  くどいようですが、筆者は特定のカメラ会社とは一切利害関係はありません。
単なる一介のカメラおたくにすぎませぬ。

そういえば、この日記、写真を載せるの始めてだったような気がする。
 

使用後

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 4月 7日(木)04時58分14秒
  フジ FinePix F10 だとこんなふうに動きがあってもきちんと撮れる!
出演:コタロウ、K妻(手と足)
 

使用前

 投稿者:KAORU  投稿日:2005年 4月 7日(木)04時54分49秒
  他機種での撮影だとこんなふうに猫の目が・・・。
出演(上から):エルヴィン、カロア、チビル
 

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