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DVDで「WATARIDORI」を観た。
評判がいいことは知っていたが、実際に観たのはこれが初めて。
結論からいうと、これまで見た「自然」の映画の中では文句なしに「一番」。
撮影の方法も凄くて、4年の歳月をかけて、500名がかかわって、「出演」する鳥たちの「刷り込み」から始めて、全世界でロケを敢行。
この作品は見る人を「鳥にしてくれる」。
いつのまにか鳥の視点から地球を眺めている自分に気づくのである。これは、かなりの驚き体験だといえる。
作品の手法はドキュメンタリーとフィクションの中間といえ、控えめで詩的な音楽とあいまって、すばらしいバランスを実現している。
というわけで、初の☆6つ(笑)
驚いたことに、2002年度のアカデミー賞ドキュメンタリー部門にノミネートされているが受賞を逃している。では、その年、何が取ったかといえば、マイケル・ムーアの「ボウリング・フォー・コロンバイン」なのだと。
銃社会を風刺した作品で、それなりの意味はあると思うし、見て面白かったのも事実だが、しょせん、これがアカデミー賞の鑑識眼なのだな、ということがよくわかった。
つまり、永続性のある作品の価値が理解できないのだな。
「WATARIDORI」にアカデミー賞を出せなかったことで、私の中では、アカデミー賞そのものの価値が多いに下落した。
それほど佳い作品。
特典影像の「解説付バージョン」も必見。
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