|
|
米ABCニュースのアンカーマン、ピーター・ジェニングスが死んだ。
この人は、もともとカナダ人で、2003年になってようやくアメリカ国籍を取得した変わり種だ。
もっとも、アメリカで活躍するカナダ人は多い。
日本でも、沖縄出身の音楽家が目立ったりするが、国も組織も「外」から見ると「内」からとは全く見え方が違ってくることがある。
私だって、広告関係のプログラミングやコピーの仕事をしていた頃から、嫌というほど会社を「外」から眺めさせてもらっているが、たとえば「会議ばかりで身動きができない会社」とか「現場の声が上に届かない風通しの悪い会社」というのはすぐにわかるし、「取引先から嫌がられているのに気づいていない会社」もたくさん見てきた。
ピーター・ジェニングスという人は、若い頃にABCのアンカーマンになったが、まだ準備ができていなかったようで、すぐに降板させられて中東を含めた海外に「飛ばされた」。
だが、その長い海外記者時代に、アメリカを「外」から見続けて、(自分中心の人ばかりのアメリカでは珍しく)良心と知性を兼ね備えたアンカーマンとして存在感を出してきた。
改めて「外からの視点」を意識しながら生きていかないといけないな、と自戒している。
(作家だって読者の声に耳を傾けないとね・・・常に独りよがりになりがちだから)
|
|